購入物件の条件がある程度固まったら、検討したい物件資料を持って、金融機関へ訪問しましょう。
ただ、その際に手ぶらで行ってはいけません。本日は、どのような資料を準備して銀行へ行くべきかお伝えします。
①プロフィールシート
・経歴書
・家族構成
・不動産投資の実績(実績なければ、準備にどんなことをしているか)
物件のない方は、以下のような点をアピールしましょう。
└仕事での実績(不動産に関係なくても、会社員としてアピールできる実績あれば伝えましょう)
└不動産で生かせそうなスキルがあれば(内装工事、建築など)
└物件内見数などの実績
└不動産投資コミュニティへの参加や、書籍によるインプット量
・保有物件一覧(もしあれば)
・金融資産一覧表(現金、株式、保険、その他金融資産、親族の金融資産)
かなり重要ですので、事前にしっかり洗い出しをしましょう。
1棟収益マンションを取得していきたいのであれば、1000万円程度は見せられる資産が欲しいところです。(築古戸建投資などであれば、融資を使わないため、もっと安価にスタートすることは可能です)
・不動産投資(賃貸業)を始める動機
・なぜ、その金融機関に来たのか
大体聞かれますので、答えられるように準備しておきましょう。
例えば以下のような回答になるかと思います。
└知人が取引している
└親族が務めている
└祖父母が口座を持っていて、馴染みがある
└自宅から近い
②確定申告書、源泉徴収票
実績がないうちは、ご自身の年収額が重要になります。確定申告や源泉徴収票(3年分)を用意しておきましょう。
③物件資料
訪問する際は、必ず物件資料は持参するようにしましょう。
金融機関によって、求められる資料は異なりますが、以下の資料があれば、概算の物件評価額を聞くことができると思います。(算出がすぐ難しい金融機関もあるため、詳細は担当者さんと相談してください。)
大事なことは、持ち込んだ先の金融機関がどのような物件評価方法をしているのか把握することが大事です。
これがわかれば、持ち込んだ物件で融資を得られずとも、次回持ち込む物件の精度を上げることができます。
・物件概要書、建物図面(間取りがわかるもの)
・レントロール
・ランニングコスト
・固定資産税額